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最先端の心理学、ブリーフセラピー(短時間で問題解決するセラピー)、コーチングに基づいた子供とのコミュニケーションの秘密についてお伝えしています。
まず最初に、簡単に自己紹介させてくださいね。
私は、もともとは理系の人間でコンピュータに関する仕事やコンサルティングを行っておりました。それと同時に3人の子供の父親でもあります。
そんな私が、心理学などを学び始めたきっかけは、仕事で
の人間関係改善やリーダーシップの発揮のためでした。
そして幸いなことに、私が学んだ心理学は仕事では非常に大きな効果を発揮していきました。
しかし、子供とのコミュニケーションに関しては、お世辞にもうまく言っているとはいえませんでした。
最初の子供がまだ小さいころは、私はすぐに怒る「キレやすい」親でした。子供に対してだけでなく、妻にも瞬間湯沸かし器のごとく怒っていたのです。幸い暴力を振るうことはありませんでしたが、妻は当時のことを振り返ると「ほんとに怖い人だった」と言います。
そんな私でしたが、心理学やセラピー、コーチングなどで学んだことを、家庭内でも使い始めたのです。
もちろん、最初からうまく出来るわけもありませんし、いまでも完璧なコミュニケーションが出来ているわけではありません。
ただ、家の中はとっても楽しくなりました。
瞬間湯沸かし器のように怒ることはなくなりました。
3人の子供も、一人ひとりまったく異なる個性を発揮しながら成長しています。そして、
私たち夫婦が子供についての心配事を話すことはありません。
その結果、子供たちにも心配事が起きることはありません。
お気づきかもしれませんが、普通は順序が逆かもしれません。
心配事が起きないから、心配事を話すこともないというのが普通の順序でしょうか。
でも、本当はそうではないのです。
心配事を話さないから、心配事が起きないこれは重大な真実です。
これがどういうことなのかも、本編を読んでいただけると感じていただけると思います。
私がお伝えするのは、子供を操作する方法ではありません。
ここでお伝えするのは、子供の可能性を伸ばし、あなたからのメッセージを子供に適切に伝えるためのエッセンスです。
心理学というと、難しく思われる方もいるかもしれません。
でも安心してください。記述内容は極力簡単に、やり方のみにとどめるようにしています。そのため、しっくりこない、腑に落ちないと思われる方もいるかもしれません。
なぜ、そのやり方の背景にある心理学的な根拠などについては深くは触れていないのか? それは、そうした根拠のなかには、文字情報のみでお伝えすることが難しいものも多く、伝えるには長くなるものもあるためです。
これらについてもっと詳しくお知りになりたい方には、セミナーの場などでお伝えしていますので、そちらにご参加ください。
今後のセミナー情報などは、ご登録いただいたメールアドレス宛にお送りしていきます。
それから、あなたは、本編を読み進めると、「自分は失敗だらけだ」という風に、後悔しない育児を読んで後悔するというイヤーな気持ちになるかもしれません。
でも心配しないでください。今日から、出来ることから、やればよいだけです。
遅すぎるということは何一つありませんので、安心して読み進めてください。
それでは早速、本編にはいりましょう。
しかるときは行動を叱り、褒めるときは子供自身を褒める
最初に、子供をしからなければならない時、最低限これだけは気をつけたいポイントをお伝えします。
それは、
・ 行動についてしかること
そして、褒めるときには
・ 子供自身をみとめ、褒めること
人は、自己認識(自分とは**な人間だという思い)、信念(人には優しくすべきだ といった自分の考え)、能力に自信をもつと、問題に出くわしてもちょっとやそっとでは揺らがない強い人になります。
いうなれば、これらは人間の芯なわけです。
だから、これを褒めることで大きく、強くしていくのです。
逆にここを否定するような言葉をかけてばかりいると、どんどん小さくなり、弱くなってしまいます。
「あなたのことが大好き」
「あなたのことがほんとに大切」
「いつでもそばにいるからね」
「いつでもお母さんはあなたの味方だよ」
「あなたのことを信じてるよ」
こんな言葉を常に浴びていると、芯が強くなります。
逆に、
「おまえなんか産まなきゃよかった」
「そんな子はお母さん嫌いだよ」
「ほんとにバカだねっ」
「何回言えばわかるのっ、バカッ」
なんて言葉を浴びていると、芯はどんどん弱くなります。
芯が強ければ、友達にいやなことをされたり、先生にしかられたりしても大丈夫です。
簡単にはくじけませんし、跳ね返せるだけの力が心に宿ります。
芯が弱ければ、ちょっとしたことで学校に行けなくなったり、
「自分なんか生まれてこなきゃよかった」
なんてことを思うようになります。
そして、こうして溜め込んだ負のエネルギーを外に出す子は、いじめや暴力などの問題行動を起こしやすくなります。
負のエネルギーを内に向ける子は、自傷行為、引きこもりなどの問題行動を起こしやすくなります。
こうした言葉、メッセージは、日常の些細なことでも意識しているのと、意識していないのでは大きな違いが出てきます。
たとえば、道路に飛び出して車にはねられそうになったとします。
そのときには、
「飛び出しちゃだめでしょ!」
といってしかるのはOK です。
(本当は、「止まれっ!」というのが一番効果的です)
しかし、
「何で飛び出すのよっ! このバカっ!」
とやってしまうのはまずいのです。
このバカッ! ということで、自己認識を傷つけ、弱めてしまうのです。
この例では、子供の命にかかわる場面ですので、親もついつい感情が高まってこのように言ってしまうかもしれません。
でも、テストの点数がよくなかったときはどうでしょうか?
「お前はほんとに頭が悪いね!」
なんていうのはもってのほかですが、
「今回のテスト結果は悪かったね」
「次はもうちょっとがんばろうね」
と口では点数について言っているようでも、あなたの表情、態度、雰囲気が
「お前は頭が悪い!」
といっているようであれば、同じことです。
こんなときは、しかるのではなく、これからどうすればよいのかに意識を向けるようにしましょう。
「一度間違えたんだから、そこを見直せば次からは大丈夫だよ」
「次は間違えないようにするにはどうすればいいと思う?」
という具合です。
実際には、子供の成長段階に合わせて、教えるように言うのか、答えを引き出すように質問するのかなど、適切な言葉がけの仕方も変わってきますので、ココでのポイントは、しかるときは行動をしかり、子供を否定するようなしかり方はしないということを覚えておいてください。
すでにあなたの理想の子供であるという前提で話しかける
「なんでこんなことも出来ないの?」
「なんでちゃんと出来ないの?」
こんな言葉を言っていませんか?
もしも言っているとしたら、残念ですがますます子供は出来なくなっていきます。
もちろん、あなたは子供に出来るようになってほしくてそのように言っているのはわかっています。でも、そのあなたの意図とはまったく逆の効果を発揮してしまっているのも事実です。
というのは、これらの言葉は、
「お前は出来ない」
ということを念押ししているようなものだからです。
つなり、子供はあなたが子供に対して言った言葉から解釈されるとおりの人間になるということです。
ですから、人にやさしく出来る人になってほしければ、
「お友達にはやさしくしなきゃだめでしょ」
ではなくて、
「お友達にやさしく出来ることを知ってるからね」
「**はいつも友達に優しくできてるのに、今日はどうしたの?」
というふうに言ったほうがよいのです。
前者の言い方では、お前はお友達にやさしくない、というメッセージが伝わることになるからです。
その結果、のぞましくない(友達にやさしくしない)行動をますます強化してしまいます。
要するに、
ダメだダメだといわれて育った子はダメな子になる
出来る出来るといわれて育った子は出来る子になる
ということですが、それがどういうことなのか、わかっていただけたでしょうか?
子供は、親や教師などの言葉によって、自己認識=自分とはどんな人間かというイメージが出来上がります。
そして、そのとおりの人間になるように無意識に行動するようになります。
ここでの無意識というのは、夢遊病のようにという意味ではありません。
本人は特に意識しているつもりはないけど、行動、判断が自己認識にそったものになっているということです。
あなたがもしも、意識ではやめよう、避けようと思っている親の言葉などで作られた自己認識セルフイメージもとの状態のにやめられないものがあるとすれば、あなたにもそうした自己認識があるために、無意識の働きによってそのような行動をとってしまっているのです。
タバコやダイエットがうまくいかないのもまさに無意識の働きなのです。
小さな子供にとっては、あなたの投げかける言葉がそのままセルフイメージを作り上げることになります。
そして、それに従うような考え方、行動をとるようになっていきます。
ですから、どうすれば「出来る子」というセルフイメージを作ることができるか、その一点を考えて言葉を選んでいきましょう。
あるがままの存在を認めつつ、よい方向に導くための自己認識を作ってあげる。
この両方が大切です。
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